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城管のリンチ 昆明市民も怒り爆発

2011年09月07日
 
【新唐人2011年9月8日付ニュース】中国の「城管(じょうかん)」とは、いわゆる治安維持の組織ですが、暴力行為が横行しており、市民の怒りを呼んでいます。先日、雲南省でも再び悲劇が発生しました。
 
9月3日、夜10時半ごろ、雲南省昆明市の中心部で、城管が露店の取締り中、子供を抱いた女性露天商を殴打。これを止めに入った段さんは、城管から激しいリンチを受けます。
 
現場にいた民衆
「鉄パイプや警棒 スタンガンで殴り、地面に倒れた段さんを踏みつけました」
 
段さん(露天商)の妻
「リンチを見てすぐ駆けつけました。私が夫を抱いても執拗に殴られました。7~8人がかりです。鉄パイプで頭をめった打ちにしました。夫は見る影もありません」
 
城管の理不尽な暴力は、群衆の激しい怒りを呼びました。これに身の危険を感じた城管たちは、あわてて逃亡。当局の車4台のガラスをある民衆が叩き壊すと、群衆からは喝采が沸き起こります。
 
ある露天商は城管について、「治安維持の名の下に、公然と略奪を行っており、強盗と変わらない」と怒りを隠せません。
 
露天商
「強盗と同じです。しかも公然と略奪を行います。商品を道端に置いておいたら、「城管」に奪われました。返してほしいと言うと、失せろと一蹴されました」
 
段さんは今、危篤の状態です。しかも段さん夫婦は日本でいう生活保護の受給世帯なので、巨額の医療費も案じているそうです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/09/06/atext584674.html.-昆明群众包围派出所-抗议城管打人.html
 

 

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